黒鉛は身近にある多様な可能性を秘めている物質です。鉛筆から始まりブレーキパッド、電池、オイルシール、潤滑油等自動車、半導体、先端系など多くの業界で使用されています。そんな可能性を秘めた黒鉛に魅せられ、私たちはお客様の求める黒鉛製品、品質を追求し続けてきました。
グラフェン、カーボンナノチューブなどまだまだ可能性を秘めた黒鉛の特性、粉砕加工技術を向上させ私たちは東北から社会に貢献できるグローバル企業をめざしていきます。
弊社では長年の経験を生かし、天然黒鉛類の鈍化、乾燥、分級、粉砕処理を行っております。黒鉛の用途はリチウムイオンの負極材や導電性、熱伝導フィラー、潤滑剤等多種多様です。
ご要望をお聞きした上で、各用途やお客様に合わせた製品を国内、海外へ提供しております。
弊社では人造黒鉛(CIP成形材、押出し成形材、放電加工用黒鉛電極)等
メートルレベルからミクロンレベルまでの粉砕、分級、加工が可能です。人造黒鉛とひとえに申しましても種類は多種存在し、お客様の用途も加炭材からブレーキパット、カーボンブラシ等使用方法が数多くございます。
お客様のご要望に応じた人造黒鉛製品のご紹介をさせていただいております。
未だ多くの炭素材料が産業廃棄物処理されております。しかし、炭素材料の廃棄物処理は過熱や薬品処理が困難であり、埋め立てによる処理が数多くございます。弊社では産業廃棄物処理する炭素材料を社内設備による加工を経ることで、様々な用途に適した炭素材料へと生まれ変わらせ、排出元、ユーザー様と共に環境に配慮した改善に有効な活動を行っており、使用済み電極、廃電極、集塵紛等の買取も行っております。
弊社では炭素材料の受託加工を多く請け負っております。粒度不良によります粒度調整、フレコンから紙袋などへの荷姿の変更、多量水分の低減処理、特定原料の微粉砕加工などご希望の処理が可能です。
身近にある黒鉛の例としては「鉛筆」があります。
ご存じの通り、鉛筆には鉛は使われていません。
これは「黒鉛」が使われている筆記用具だから「鉛筆」なのです(※)。
16世紀前半に天然黒鉛の鉱床が発見されて以来、黒鉛が鉛筆に使われるようになりましたが、19世紀になる頃まで、黒鉛の正体はわかっていませんでした。
※黒鉛以前に、文字通り、鉛の棒を筆記用具に使用していたこともあり、それが「鉛筆」(またはその原語)の語源になっているという説もあります。 昔は「鉛筆舐め舐め」文章を書くという表現がありましたが、鉛の筆だったら鉛中毒になってしまっていたでしょう。逆に言えば、鉛筆に使われているくらいだから黒鉛には毒性はありません。実際、黒鉛の正体は炭素です。炭素のかたまりです。 なお、黒鉛という名前は鉛と紛らわしいので「グラファイト」と言うこともありますが、グラファイトはギリシャ語のグラフェイン(「書く」)に由来します。また、鉱物名としては「石墨」とも呼ばれます。黒鉛もグラファイトも石墨も同じ物質です。
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